まえがき 第1章 心理アセスメント概論 I 知能検査の歴史とWISC-IV II 知能の定義と構造 III WISC-IVの枠組みと特徴 IV WISC-IVの今後の発展 V 日本版WISC-IVとその統計特性研究 VI 日本版WISC-IVにおける倫理規程 第2章 WISC-IVの合成得点の解説と解釈 I 解釈にあたって心得るべき基本ガイドライン―真の臨床家に求められるもの― II 合成得点の解釈 III 任意の選択的拡張解釈1―新指標GAIとCPIについて― IV 任意の選択的拡張解釈2―CHC臨床クラスターによる解釈― 第3章 WISC-IVによるアセスメントの手順 I 学習面や行動面のつまずきのある子どもの支援とアセスメント II プロフィール分析(個人間差と個人内差の検討) III 解釈を支援につなげるために 第4章 指標パターン(プロフィール)から見た発達障害児のニーズ I WISC-IVによる発達障害児のニーズの把握 II WISC-IVプロフィールから学習面の困難に対する子どもの教育支援ニーズを把握するには III WISC-IVプロフィールから行動面の困難に対する子どもの教育支援ニーズを把握するには IV 臨床場面でよく見かける12プロフィールの総合的解釈とその留意点 V WISC-IVプロフィールの解釈に関するよくある質問 第5章 事例紹介 *頻度の高い情報処理に特徴のある代表タイプ *新しい指標GAI・CPI からの解釈が可能なタイプ *単独指標からつまずきの解釈がしやすいタイプ *単独指標から得意な領域を推定しやすいタイプ *頻度は低いが特徴ある学習・行動を示すタイプ